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私の姿を見たものは無病息災―長い髪に鋭いくちばし、うろこの体に3本足の半人半魚の妖怪「アマビエ」。災厄を予知する力を持ち、姿を描いた絵を見ると疫病よけになるらしいと、今インターネット上で話題です。旭川でも目撃情報が寄せられています。
先週の登場以来、注目を集めているのは大雪地ビール館(旭川市宮下通11丁目、電話1066・25・0400)のアマビエラベルの瓶ビールです。「スタッフは誰もこの妖怪を知らなかったのですが、噂を耳にした社長がラベルの制作を思いついて」と支配人の森山智貴さん。急きょネットで情報を集め、営業スタッフが手書きしたイラストでラベルを作りました。中身は同館の代表銘柄「大雪ピルスナー」。味わい同様、キレのある妖力ですっきり爽やかに疫病を撃退してくれそうです。
一転、こちらは丸いお目目がキュートなアマビエちゃん。ハイクオリティな動物クッキーでおなじみの洋菓子店「カトルカール」(旭川市豊岡5条4丁目、電話0166・34・4408、月曜定休)は、自慢のワザでアマビエをクッキー化することに成功しました。オーナーの前田博さんは「知人に勧められて作りました。リアルな妖怪だと怖いので、アレンジしてみたら意外とかわいくできたよ」とにっこり。存在を知らない人のために紹介チラシも制作したところ、友人や家族にと、複数枚を購入していく人も増えました。
緑の森ガーデンが管理する「癒しの森」(旭川市末広8条8丁目、電話0166・76・5028)には、木彫りのアマビエを祭った厄払いスポットが誕生しました。丸太をチェーンソーで削り、目やうろこなど細部を焼きゴテで仕上げた像が、祠に祭られています。「いつでも見にきてください。撮影してお守りにどうぞ」と代表の佐藤秀夫さん。
ほかにもイラストを配布したり、布マスクにアマビエシールを貼ったりと巷では様々な場に出現しています。新型コロナの早期終息はみんなの切なる願い。アマビエさま~どうか私たちをお守りください!
(下のぬりえも楽しんでネ♥)