童話の村のおまつりで
丸太切り大会参加者募集

やはり力か、それともテクか―。9月1日(土)・2日(日)に紋別郡滝上町で開かれる「童話村たきのうえふるさとまつり」のメインイベント、全日本丸太早切りチャンピオン大会で、現在出場者を募集しています。

ふるさとまつりは滝上の夏を締めくくる町の一大イベント。林業と農業が盛んな町らしく、山間の美しい景色を味わう渓谷ウォークやとうもろこしの早食い競争、バスケットボールシュート大会やお菓子のつかみ取りなど、家族で楽しめる企画が予定されています。

例年人気の丸太早切り大会は、ペアで2人挽きのノコギリを使い、性別や年齢に応じた太さの丸太を切り落とすタイムを競うもの。アメリカのマッスルな木こりたちが木くずと汗、怒号を飛び散らせて極太な丸太をスライスする、あのイメージです。この大会では大人の男性は予選で直径20センチ、3チームが進出する決勝戦ではおよそ倍の40センチほどの丸太が相手になります。「頼みのノコは長さ120センチ。力だけでも、スピードだけでもダメなんです。大切なのは二人の呼吸かな」と話すのは実行委員。昨年は飛び入りで参加したスリムな2人組が平均3分のタイムを30秒も上回って優勝したというから、先が読めない展開になりそう。

会場は滝上町 虹の橋広場。メルヘンなネーミングのこの場所が、この日ばかりは熱い闘いの舞台に変わります。1日は子供の部。小学1～4年生の部は優勝賞金4000円、5・6年生の部は5000円、中学生の部は1万円。各部先着10組。また2日は大人の部で、男性の部の優勝者には10万円、女性の部には5万円が贈られます。各部先着30組。申し込み用紙は滝上町商工会のホームページに掲載しています。問い合わせは同商工会(電話0158・29・2169)へ。