写真コンテスト作品も募集中
もみじの赤ちゃん元気に育て200年先へのプロジェクト
おかだ紅雪庭
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まるで落ち葉みたいな、小さくて頼りなげなもみじ。紅葉前線が到着したこの庭で、生まれたばかりの赤ちゃんまでも折り目正しく色付いています。
赤ちゃんでも、一丁前に紅葉しています。コンテストの応募作品は11月12日から12月18日まで、応接間に展示されます築85年を数える、蕎麦と料理のおかだ紅雪庭は、贅を凝らした館と名の通り折々の風情を見せる庭園の美しさで知られています。
ところが昨年、庭のシンボルとも言える樹齢100年を越すもみじの大木が枯れ、伐採せざるを得なくなりました。「ショックでした。私たちはこの場所を200年先まで存在させたいと思っています。でもこのままではいつかすべてのもみじが枯れてしまうのではと恐ろしくなりました」と女将の高橋富士子さん=写真=。
その思いを信頼する人たちに伝えたところ、新たに育て後世に残していこうと「もみじの赤ちゃんプロジェクト」がスタートしました。昨年の暮れ、落ち葉のじゅうたんの中からひっそりと出てきた野村もみじの新芽を採取して、36個の苗に仕立てました。女将は「手探りですが、順調に育ってくれています。上手に越冬できるといいのですが」と優しい眼差しを向けています。
現在、同店では恒例の「もみじ狩り写真コンテスト」の作品も募集中。A4サイズ、プロ・アマ問わず未発表作品に限ります。応募料は1点500円で3点まで。11月10日(土)午後3時必着(水曜定休)。入賞者には同店の食事券を進呈するほか、応募者全員に参加賞を用意。玄関前の前庭は締切日までいつでも撮影できるほか、事前連絡で中庭も可能です。10月28日(日)午前9時半から11時までは店内と中庭を開放します。
「昨年伐採した老木は、市内の家具職人さんの手で何か受け継いでゆけるものに変えていただきます。もみじを残したいと願う私たちの取り組みに興味を持っていただけたら嬉しいですね」と女将。問い合わせは実行委員会の森田さん(電話090・5983・6955)へ。
関連スポット

有形文化財・旧岡田邸 瀟洒な建物でこだわり抜いた蕎麦を
住所:旭川市5条通16丁目1099番地TEL:0166-22-5570/定休日:水曜日/駐車場:建物裏手にある岡田邸200年財団駐車場
もしくは斜め向かいにあります「やわらぎ斎場」様の駐車場(提携)をご利用下さい。
5条通/うどん・そば, 和食・寿司・割烹
- ランチ
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- テイクアウト
- 予約優先
- 宴会・パーティー
- 接待・会食
- 慶事・法事
- 個室
- 貸切可
- カードOK
関連イベント

蕎麦と料理 おかだ紅雪庭
住所 | 旭川市5条通16丁目1099番地 |
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開催場所 | 蕎麦と料理 おかだ紅雪庭 |
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日程 | 2020年10月10日(土)~11月11日(水) |
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「蕎麦と料理 おかだ紅雪庭」は国の登録有形文化財に指定され、旭川市都市景観賞も受賞した趣のある建築物で、ぐるりを囲む和風庭園は紅葉スポットとしても知られています。玄関前の前庭はいつでも撮影でき、事...
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