アズマヒキガエル
捕まえて観察しよう

　国内外来種のアズマヒキガエルの生態と生 息拡大によるリスクについて学ぶセミナー「北 海道にもヒキガエル？ 捕まえて観察してみよ う！」が、5月26日(火)午後6時半から神楽公民館(神楽3ノ6)で開 かれます。

　アズマヒキガエルは、本来、北海道には生息していませんが、近年、旭川市でも生息拡大が指摘されています。大きさは、大人の男性のこぶし大ほど。個体の自力移動によるほか、市民が卵塊を持ち帰り、ふ化させたオタマジャクシを別の場所に放流することも生息拡大の一因となっています。

　セミナーは、本来の生態系を壊すことにつながるアズマヒキガエルの生態を市民に知ってもらい、そのリスクを共有するのが目的。26日はアズマヒキガエルと、在来種のエゾアカガエルの成体や卵塊の違いなどを解説します。講師は、道教大旭川校非常勤講師の斎藤和範さん。

　また29日(金)午後7時からはセミナー(26日)の受講者を対象に、観音霊苑(神居町富沢)管理事務所裏の池で、実際にアズマヒキガエルを捕獲して観察します。

定員50人。受講料は無料。申し込みは、旭川市環境部環境政策課(電話0166-25-5350)へ。