ドリアン助川さん愛別・剣淵で
朗読と歌の音楽道化師ライブ

　ミュージシャンで作家のドリアン助川さんと、ギタリストのピクルス田村さんの音楽道化師ユニット「アルルカン・ヴォイス・シアター」のライブが、6月13日(土)に愛別町で、14日(日)に剣淵町で開かれます。

　ドリアンさんは、バンド「叫ぶ詩人の会」でデビュー。90年代後半にラジオの人生相談番組でティーン層を中心に大きな反響を呼び、「若者のカリスマ」として支持されました。その後、米ニューヨークに移り、日米混成バンドで活動したほか、帰国後は作家としても活躍。小説「あん」は河瀬直美監督、樹木希林主演で今年6月に映画化されます。

　現在は執筆業とともに、歌う道化師「アルルカン」として活動。2012年に結成した同ユニットは、舞台背景に写真や絵をプロジェクター投影し、ギター伴奏とともにコント、朗読、歌、歌劇など多彩なステージを繰り広げています。

　ライブでは、剣淵町を舞台にした映画「じんじん」の中で重要な意味を持つ絵本「クロコダイルとイルカ」の原案となったドリアンさん作「クロコダイルの恋」を、旭川在住の絵本作家・あべ弘士さんの迫力ある絵をバックに演じます。

　13日は午後6時半から、会場は愛別町蔵KURARAら(愛別町字本町119番地)。14日は午後3時から、会場は剣淵町民センター(剣淵町仲町37番1号)。入場料はいずれも一般1000円、高校生以下500円、未就学児は無料。愛別公演の問い合わせは愛別町産業振興課(電話0165-8-6-5111)、剣淵公演の問い合わせは剣淵町町づくり観光課(電話0165-34-2121)へ。