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- 山の神への祈りを捧げるアイヌ伝統儀式「ヌプリコロカムイノミ」
登山シーズンの始まりにあたって、大雪山旭岳の山開きの儀式と登山者の安全を祈願する「第57回旭岳山のまつり(ヌプリコロカムイノミ)」が6月20日(土)、旭岳ロープウェイ山麓駅周辺と旭岳青少年野営場で開かれます。
旭岳は、ロープウェイ姿見駅から2時間程度で山頂に立てることもあって、夏から初秋の好天日にはさまざまなスタイルの登山者が訪れます。
ヌプリコロカムイノミは、アイヌ語で「山の神に祈る、山の祭り」の意味。旭岳青少年野営場では午後3時から旭岳周辺の山の様子や花の紹介、バードコールの製作体験、登山装備の展示(モンベル提供)が行われるほか、午後5時からは旭岳温泉宿泊施設によるエゾ鹿肉のシチューや豚汁、スイーツ、ジンギスカンなどの屋台、東川の特産品販売ブースが立ち並びます。
午後4時半からは、旭岳ロープウェイ山麓駅横で旭岳安全祈願祭。伝統芸能・羽衣太鼓の演奏も行われます。
クライマックスは午後7時から。一般観覧者も参加できるたいまつ行進に続いて、アイヌの伝統儀式やダイナミックな舞踊が披露され、大きな焚き火と星空の明かりに照らされた幻想的な一夜を演出します。観覧無料。
21日(日)には「北海道最高峰・旭岳登頂ツアー」(東川エコツーリズム推進協議会主催)が、20(土)・21日(日)には、忠別湖から旭岳頂上までカヤック、自転車、登山の3種目で目指す「シートゥサミット」(実行委主催)が同時開催されます。
山のまつりの問い合わせはひがしかわ観光協会内の実行委(電話0166-82-3761)へ。