意外に知らない？
身近な野鳥カラスの生態

　旭川市と旭川市生物多様性保全推進協議会は、6月21日(日)午前10時から正午まで、旭川市科学館・サイパル(宮前1ノ3)で生物多様性セミナー「意外に知らない？身近な野鳥•カラスの生態」を開きます。

　カラスのイメージといえば、ごみステーションを荒らしたり、路上に糞を落としたり、子育て時期に威嚇行動をとったりと、市民にとって不快に感じる場面があり、同市にも苦情が寄せられています。一方で、生態系の中では一定の役割を果たしており、生物多様性の保全には、緑地の保全や外来種の防除だけでなく、その生態を知り、共存・共生していくことも必要です。

　セミナーでは、旭川に生息するハシボソガラス(穏やか)とハシブトガラス(荒い)、2種類のカラスの習性と行動、その違いを学び、野生動物との共存・共生のためにできることを考えます。講師は日本野鳥の会旭川支部長の柳田和美さん。また旭川市が取り組むごみステーションや繁殖期の威嚇対策ついての説明もあります。

　参加費は無料。定員50人。申し込みは旭川市環境政策課環境保全係(☎0166−25-5350)へ。