子どもの声を受け止め
生かすまちづくりを考える

　子どもの権利条約総合研究所北海道事務所は、6月27日(土)午後1時半から旭川大学北辰会館2階(永山3ノ23)で、事務所の設立記念シンポジウム「子どもの声を受け止め、生かすまちづくり」を開きます。

　現在道内の自治体で子どもの権利保障に関わる条例を制定している地域は、旭川市をはじめ、札幌市、士別市、芽室町など8箇所。同事務所は北海道の現状と未来を見据え、国連が定める子どもの権利条約をもとに、関係者同士のネットワークを巡らせて互いの取り組みをより実践的に深化させたいと今月設立されました。

　当日は、現代の子どもが抱える課題について、旭川大学学長で同事務所顧問の山内亮史さんが記念講演を行います。さらに芽室町長の宮西義憲さんや旭川市子育て支援部の品田幸利さん、旭川大学学生の横石玲奈さんの報告を受け、札幌で子どもシェルター「レラピリカ」を運営する弁護士の内田信也さん、音更町で子どもの権利条約の理念を生かした学校づくりに取り組む小学校教諭・伊藤義明さんが、フロアを交え討論を交わします。

　午後5時半まで。資料代として500円がかかります。問い合わせは同事務所(電話0166-48-3121、旭川大学短期大学部・清水研究室内)へ。