手描き友禅の技法が光る
「聖jin苑」個展

　着物や和小物を扱う和ごころりんず(宮下7、イオンモール旭川駅前2階)は、11月13日(金)から16日(月)までの4日間、店内特設ブースで「聖jin苑」個展を行います。

　聖jin苑とは市松や七宝つなぎ、麻の葉などの伝統文様をモチーフに現代性を取り入れ、建築やインテリア、着物など幅広い分野でデザインを手掛けている京都のブランドです。代表を務める児島廣和さんは伝統文様に加え、俵屋宗達や尾形光琳などを輩出した琳派の作風を引用することができ、鹿児島の指宿白水館のロビーに置かれた洛中洛外図ガラス壁画や風神雷神図屏風なども手掛けています。

　今回のテーマは「五感色彩」。五感に訴えかける着物を200点ほど展示します。期間中は児島さんも来店し、自身の作品を紹介します。展示作品は購入も可能です。「イベント中はブース自体が京都に変貌します。旭川では初めての開催で、次はいつ来ていただけるか…またとない機会なので多くの方に足を運んでほしい」と店長の阿部さん。入場無料。予約不要。問い合わせは同店(電話0166-21-3162)へ。