肉厚で旨みた～っぷり
ジャンボ椎茸を収穫しよう

　鷹栖町で米や野菜の生産、加工販売を手掛ける有限会社助安農場(同町11線11号)は、この冬から椎茸狩りを実施しています。

　農閑期に取り組み始めた椎茸栽培が今年6年目を迎え、初めてハウスを開放しました。120坪のハウス内に1万2000株の菌床がずらりと並び、5K‐16という種菌からつくる通称「ジャンボ椎茸」が収穫できます。栽培管理が難しく、育成期間も他の品種より1ヶ月ほど長く掛かりますが、特殊な育成方法で栽培した椎茸は笠が大きく肉厚で、大きいものは直径10cmを超えるビッグサイズ。旨み成分のグルタミンが通常の椎茸と比べて4倍も含まれていることから、味の王様とも呼ばれています。

　100g120円の量り売りで、欲しい量を好きなだけ収穫して持ち帰りできます。また、ハウス内には無料で利用できる七輪が用意され、その場で炭火焼きにして楽しむことも可能。「収穫したてを味わうのが一番。焼き方もレクチャーするので、ぜひ本来のおいしさと風味を堪能してほしい」と助安さん。

　椎茸狩りは3月までの毎週日曜、午前8時から正午まで。1日20組限定で、前日までの予約が必要です。申し込みは助安農場(電話0166-87-3612)まで。