写真甲子園を題材とした映画
小中高校生キャスト募集

　東川町で毎年夏に開催される全国高校写真選手権大会(通称「写真甲子園」)の映画化決定を受けて、松岡市郎町長が会長を務める支援協議会は、劇中に出演するキャストを町内外から募っています。

　1994年から始まった写真甲子園は、全国の地区予選を勝ち抜いた高校生が3人1組で対戦するフォトコンテスト。東川町と周辺のまちを舞台に、4日間にわたってその地に暮らす人々や情景を撮影し、テーマに沿った組写真に編集して勝敗を競います。

　映画は、日本一の座を勝ち取るため挫折や葛藤に揺れる心を抱えながら被写体に向き合う高校生の姿を、瑞々しいタッチで綴ります。近隣の美しい自然を背景に、まちの人々との交流を描くハートウォーミングなストーリーです。監督は「ぼくらの七日間戦争」や「ときめきメモリアル」など、万華鏡のように変化する若者の心を情緒的に捉える青春映画に定評のある菅原浩志さん。2018年春の全国公開(予定)に先立って、来年夏ごろに北海道内で先行上映されます。

　この映画に出演する重要なキャストとして、小学生から高校生までの男女のオーディションを実施します。演技経験は問わず、今年8月に行われる東川町でのロケ撮影に参加できることが条件です。希望者は、2月29日(月)までに専用の応募フォーム(syakou.jp/audition/)から申し込んでください。選考の上、通過者は二次審査の面接に進みます。協議会のメンバーは「写真甲子園がスタートして25年の節目に、悲願の映画化が実現しそうです。地元を挙げてサポートしますので、ぜひ多くの方にオーディションを受けていただけたら」と期待を寄せます。問い合わせは振興公社内協議会事務局(☎0166-82-5001)へ。