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雄大な大雪山連峰と、四季の移ろいを豊かに表現する花々が目と心を潤してくれる上川町「大雪森のガーデン」。5月14日(土)の正式開園を前に、「ガーデンレストラン&ヴィラ フラテッロ・ディ・ミクニ」がライナー読者限定の宿泊プランを発表したと聞き、リサーチしてきました。
「ここは北海道のどまんなか。見渡す限りの美しい景色と近郊町から集まる豊かな食材を時間を気にせずゆっくりと味わっていただきたくて、レストランとヴィラを併設しています」と話してくれた支配人の安住さん。言葉通り、この地からは峰々に残る純白が美しい大雪山、芽吹き始めた大地の緑、ひそやかにほころびはじめた早春の花々が、さえぎるものなく四方に綾なし広がる様子が望めます。
昨年の北海道ガーデンショーのメイン会場になった大雪森のガーデンは、大雪山連峰を望む丘陵地帯に広がる森の中につくられた庭です。自生する木々をいかしながら700品種を超える草花が咲き誇る森の花園は、ガーデナーの上野砂由紀さんがデザインしました。素朴でありながらダイナミックな姿を見せる北国の花が、短い夏を競うように庭園を彩ります。
▲写真はスイセンの花(昨年5月の撮影)
今年は球根種の花のほとんどを白に。約10,000球を植え込んでいるそうです。森の花園エリアで楽しめます
そのガーデンの一角に、国内外に名を知られるフレンチの巨匠、増毛町出身の三國清三シェフがオーナーを務める「フラテッロ・ディ・ミクニ」はあります。信頼のおける生産者から仕入れた鮮度の高い道産食材を、フレンチとイタリアンの手法でオリジナルのメニューに昇華させるレストラン。今回のプランでは夕食にMIKUNIのスペシャルコースを味わうことができます。目が覚めるような鮮烈なグリーンアスパラガス、とろける甘エビに濃厚なカニ、越冬ジャガイモ、近隣の牧場で育ったアンガス牛…。駆け足で過ぎ去る北海道の春らしく日々顔ぶれを変える新鮮な食材が、本来の味を生かしながら美しく調和した料理の数々。改めてこの地の豊かな恵みに思い至ることでしょう。
▲季節や日により内容は変わります
「晴れた日の夜は、まさに満天の星空。美しい朝焼けのあと、生まれたての清々しい空気を胸いっぱいに吸い込む。足元には可憐な花、遠くは雄々しい大雪山。鳥のさえずりも耳に心地よく染み入ります。この地の魅力は、実際目にし、嗅ぎ、触って、聴いてみなければ感じられないものばかり。連休は休めなかった人、あるいは家族サービスで却ってくたびれてしまった人もいるかもしれませんね。旭川から少し脚を伸ばして、このオーベルジュで本来の癒しを感じる上質な時間を過ごしていただけたら」と支配人。ガーデンは5月13日まで一部無料で開放します。間もなく水仙やチューリップなど春を告げる球根種は、今年ほとんどを白い花で統一しました。名残雪を思わせる一面の白、ガーデンにたたずみ、春の躍動を感じませんか?