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- 石渡さんの料理家人生を見つめてきたトビアスのリトグラフ。朗らかな色彩が強烈な印象を与えます。テーブルの上の備品はほんの一部。25日はぜひお店へ!
- サンクスカードと交換できるのは、ロールケーキ(10cm程度)、シフォンケーキ(ミニサイズ1つ)、スコーン(4つ)のいずれか
9月末で閉館が決定した西武旭川店に先んじて、A館2階のグランパピエ石渡が今月30日(木)で閉店します。ラスト20日間のために、2つの特別なイベントを企画しました。
オーナーの石渡博嗣さんは、これまでパスタ専門のチャンプチャンプハウス、市内のイタリアンレストランの先駆けとなったパパクルーズ、パティスリーのル・パピエ、紅茶専門の石渡紅茶など様々な店舗を経営、40年近くにわたって市民に食の楽しみを提案してきました。「年齢的にもこの店が最後の飲食店になるのではと思い、これまで支えてくださったお客様たちと賑やかにフィナーレを迎えたいと考えた企画です」と石渡さん。
1つ目は、同店が来店客に発行しているスタンプ式「サンクスカード」をスイーツと引き換える交換キャンペーン。カードに押されているスタンプの個数は問わず、ロールケーキ、シフォンケーキ、スコーンから1種類と交換できます。16日(木)から最終日まで実施。
2つ目は「備品まるごとマーケット」。25日(土)の正午から午後5時まで、飲食をした人を対象に店内で長年愛用してきた備品を格安で販売します。サイコロの出目に応じて、すでに値引きされている表示価格からさらに1~6割引で購入できるユニークなイベント。ウェッジウッドの茶器やストゥブの鉄鍋、ジノリのエスプレッソカップのほか、特別な日に活躍しそうな銀盆、花瓶、料理本、さらにはテオ・トビアスのリトグラフ「愛の窓」といった逸品も。石渡さんは「パパクルーズ時代から大切に使ってきたロゴ入りのお皿もあれば、大事にしすぎて未使用で保管していた美品もあります。お別れは涙が出そうなほどですが、少し身軽になって次のステップに進んで行けたら」と先を見据えています。
本格的なイタリアンとフレンチをカジュアルに楽しめるお店として、マダム層から熱く支持されてきたグランパピエ。リーズナブルなハンバーグセット(トッピングにより税込600円~)も人気ですが、最後に堪能するならシェフの思い入れ深いメニューをコースで味わえるランチ(税込3000円)やディナー(税込6000円)がおすすめです。いずれも予約制。問い合わせは同店(電話0166-73-4832)へ。