和寒町特産かぼちゃを
使った一口ようかん

　作家の三浦綾子さんの代表作『塩狩峠』の雑誌連載50年を記念した和菓子が完成しました。

　三浦綾子記念文学館と、旭川の老舗和菓子店・一久大福堂の共同開発による「一口羊羹(ようかん)塩狩峠」。同作の舞台となった和寒町の特産品、かぼちゃのペーストと白いんげん豆などを主原料に、かぼちゃの自然な甘みと香りを生かした一品に仕上げました。ペーストの原料は、和寒町で採れるかぼちゃの中でも甘みの強い「雪化粧」を使用しています。三浦綾子さんの作品を商品名にした菓子は、これまで「氷点」「天北原野」がありましたが、今回で3品目。

　パッケージデザインは「一目千本桜」「冬の塩狩峠」「かぼちゃ」「蒸気機関車」の4パターンあり、4本セットで1000円(税込)、2本入りは500円(同)。三浦文学館ほかで取り扱っています。問い合わせは同文学館(電話0166-69-2626)へ。