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大雪山の秀峰「黒岳」の魅力とは
今年で登山を初めて3年目の私。初めは登山好きの知り合いに誘われたのがきっかけで、幾度となく山に来ていると、山頂でしか見られないすばらしい景色と登山をやり遂げた後の達成感に今ではすっかりハマってしまいました。
実は今日(7/13)黒岳に来たのは今年3回目。
GWにスノーボード、6月中旬にも黒岳〜北鎮岳登山に来たけど、その時は九合目ぐらいまで雪で覆われていました。
フォトコンテストに応募するべく、カメラ片手に!
- 黒岳ロープウェイ山麓駅でポスターを発見!
今、黒岳で開催中のフォトコンテストのポスターデザインを担当したこともあって、私も応募するべく、カメラもスタンバって登ります。
コンテストは、スマートフォンで撮影した写真もOK!当選者には、旭川-東京間航空券、温泉宿泊券、ロープウェイ往復ペア券、フラテッロ・ディ・ミクニのペア食事券なんかが当たるんですよ。応募して損はなし!!です。
- 階段に石の道にバラエティに富んだ山道が面白い
登り始めると早速、梶浦さんから「山ではなるべく小股で歩いてください」、「階段の時はジグザグに進んで」など疲れない歩き方をアドバイスを頂いて、実際にやってみると確かにこの方が楽かも♪
ごろごろした大きな石を気をつけながら歩いて行くと八合目ぐらいまできたところで登山道に高山植物が現れます。
- ウコンウツギの群生
今までは高山植物はチングルマぐらいしか知らなかったけど、梶浦さんに初めて聞く高山植物の名前をいろいろ教えていただきました。本日の主役は黄色い花びらのウコンウツギ。
まねき岩が見えたら、頂上まではもう一踏ん張り
- まねき岩
九合目のまねき岩を過ぎて、ハーハーと息を上げながら30分ぐらい急斜面を登って行くと、突然視界がひろがり黒岳の頂上にたどり着きました。
「着いたー!」とその場でくずれ落ちると同時に急に雲がでてきて、頂上のすばらしい風景は、またたくまに隠されてしまいました(泣)。
- 頂上で記念撮影。真っ白で何も見えない…
これが天気のいい日だったら大雪山の山々のパノラマの風景が見れるのに残念〜〜。初めて登山したスタッフにも頂上の風景見てもらいたかったな。でも、今日は無事登頂できて良しとしよう!と気持ちを切り替え、梶浦さんのいれてくれたコーヒーとドーナツでホッと一息つきます。山では温かくて甘いものが本当においしくて癒されますね♪
視界が晴れないので泣く泣く下山
- 雲の切れ間から覗く幻想的な風景
頂上で40分程ねばりましたが、視界が晴れることなく下山することに。黒岳の登山道は1つしかないので、さっきと同じ道を下っているのに、景色がまるで違う事にびっくり。登っている時はあまり気づかなかったけれど、ナナカマドの白い花とチシマキンバイソウが太陽に照らされて本当にキレイで見とれてしまいました。
- ストックの使い方も教えてもらって
下りはいつの間にか勢いがついて、足をとられそうになることも。注意しながら進んでいると、登りにもあった雪渓が目の前に!すかさず梶浦さんが持参のストックを私たちに貸してくれました。ストック1本あるだけで、思った以上に安定!雪の坂道を慎重に進みます。
無事下山
- 最後はやっぱり記念撮影で〆!
登りよりも余裕をもって、ゆっくり風景を楽しみながらの下りていくと、リフトがチラリ!
2度目の「着いたー!」。無事帰ってこれて良かったと互いに健闘をたたえあいました。
今回初めてガイド付の登山を体験し、そんなに気にしていなかった花々や鳥の名前を教えてもらって、次からの登山の楽しみがますます増えました。
また山道での基本マナー、例えば、すれ違う時は登る人を優先するなどのルールも教えてもらえ、すれ違う時にかける「こんにちは!」の挨拶もなんだかみんな知り合いになれたようで嬉しくなりました。
登山は実際やってみると思ったよりハードでビックリしますが、いつもの日常から離れて、山道を1歩1歩進む事だけ考えて歩いていると日々の嫌な事は忘れて、山を下りてきた頃には不思議と気持ちもすっきりリセットされちゃいます。
自分の住んでいる所から少し足を伸ばせば、全国の登山者から憧れられるような一面のお花畑や雄大な山岳風景が広がっている黒岳。
ぜひみなさんも一度遊びに行ってみてくださいね。
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