レーザー刻印だけじゃない！
アイデアで用途広げて

　オーダー家具やクラフト小物の制作を請け負うプランドハウス(東光8ノ6)が、昨年末に大型のレーザー加工機を導入しました。刻印はもちろん、性能を生かしたユニークな利用法を模索しています。

　記念日を記録したい、ロゴマークを入れたいなど、これまでレーザー彫刻を必要とする場合は小型の加工機で対応していましたが、昨年の北海道ガーデンショーで設置された「森の木琴」の木玉へのオフィシャルロゴの刻印を受注したことをきっかけに、より多彩なリクエストに応えられるよう、大型機の導入を決定しました。

　レーザーの出力を調整することで、木、ガラス、アクリル、革、ファイバーボード(MDF板)、和紙などさまざまな素材に驚くほど緻密なイラストや文字を刻むことができます。現在はおもに表札や壁時計、木製の感謝状、コースター、ワインボトルの名入れなどに利用していますが、家具の試作用の立体模型や木製モビールなど、少しずつユニークな注文も増えています。この頃では市内の日本茶専門店から依頼を受け、ドリンクボトルの革カバーを作成しました。革をパーツとしてレーザーで切り出し、縫製して仕上げた専門店のオリジナル商品です。

　加工機の利用は1分100円。木製コースターであれば材料費込みで1枚432円から作れます。データの制作は別途500円程度(持ち込みの場合不要)。使用する素材やフォント、イラストの有無など打ち合わせをしながらデザインを整えますが、データの持ち込みも可能です。問い合わせは、プランドハウス(電話0166-37-8770)へ。