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内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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- 片岡球子「富士に花咲く」リトグラフ
- 上/藤田嗣治「花を持つ少女」リトグラフ(エスタンプ)
左/「香水(四十雀より)」 リトグラフ
- 上/後藤純男「富士」リトグラフ
左下/彼末宏「薔薇」リトグラフ
右下/デュドゥエ「リラの花」油彩
ギャラリー梅鳳堂(旭川市3ノ8)は、誰でも参加できる入札式のオークション展を9月13日(火)まで開いています。版画や油彩、工芸品など120点あまりを出展、ギャラリーに展示しています。
今回ピックアップしたいのは、上富良野町に美術館を構える後藤純男と、近く道立旭川美術館で個展を企画している片岡球子の富士の版画。同じモチーフの作品が出展されていて、片や雪化粧の静謐な写実画、片や赤富士の大胆なデフォルメと、双方の違いを比較する楽しさがあります。そのほか、藤田嗣治の2点の少女像も愛らしく、洋画家の彼末宏の作品はダイナミックな筆使いが印象的です。
油彩ではフランス人画家のデュドゥエが描く「リラの花」が登場します。ダークトーンの背景に、ライラックの小花とグリーンの葉が実に涼やか。パリジャンに春を伝えるライラックは北海道にも馴染みの花で、一点で部屋の印象を鮮やかに変えてくれそうです。
オークションでは1000円代から入札できる作品もあり、本物のアートを身近に触れられます。開札は9月13日(火)。問い合わせは同店(電話0166-23-4082)へ。