体験談交えてわかりやすく
がん検診の大切さ知って

　旭川市と公益財団法人北海道対がん協会旭川がん検診センターは、がんの予防や早期発見を呼びかける講演会「第35回がん予防学級プログラム」を10月3日(月)午後1時から、イオンモール旭川駅前(宮下7)4階で開きます。

　全国的に見ても検診率が低いといわれる旭川市。特に若年層の検診離れが深刻な問題となっており、同協会は例年この時期に「がん征圧月間」として予防や治療の大切さを普及する活動を行っています。

　講演は「検診の重要性やがんを身近に感じてもらいたい」と、北海道医師会会長・北海道対がん協会会長の長瀬清さんががん予防についてわかりやすく解説するほか、札幌市在住のシンガーソングライターあまのともみさんが自身の体験談を話します。あまのさんは25歳のときに受けた検診で子宮頸がんの前がん病変が見つかり、早期治療で回復した経験をもとに、若いうちに検診を受ける大切さを伝える活動を行っています。ピアノを使った自身の楽曲も披露します。

　入場無料。定員先着200人。問い合わせは、旭川がん検診センター(☎0166-53-7111)、旭川市健康推進課(☎0166-25-6315)へ。

　10月16日(日)には、旭川がん検診センター(末広東2ノ6)でマンモグラフィーを使った乳がん検診などが受けられる「日曜がん検診」を予定しています。