内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
- 白い壁とピンクの看板が可愛らしい外観
- 洋服ブランド“コロニー”などを揃え、SNSで入荷情報を随時発信しています
- 他に小物雑貨やスキンケア商品、手作りのハーブティの茶葉を販売しています
東川町の田園地帯でレディースのナチュラルウェアを販売しているデコ・ビーが、先月5周年を迎えました。ご近所さんはもちろんですが、少し距離があるはずの旭川からも訪れる人が多いのがこの店の特徴。そこにはなにか特別な秘密がありそうです。
店内に足を踏み入れると、まずアロマオイルの良い香りにうっとり。見回せば、コロニーやアラクリティなどシーンや世代を選ばない着心地のよい服がセンスよく並べられています。天然素材の手触りを確かめながらアイテムを見ていると、お店の奥から「いらっしゃいませ~」と朗らかな声が聞こえました。
愛犬(看板犬?)のごんたくんとともに姿を現したのは、オーナーの加藤美雪さん。田園風景にぴったり合ったナチュラルなファッションと人懐っこい笑顔が印象的です。加藤さんの人当たりのよさは常連さんの折り紙つきで、その気さくさゆえに「性格はナチュラルというよりサバサバ系よね!」とからかわれるほど。というのも「こういう個人のお店って、入るのに勇気がいったり、なにか買わなきゃ悪い気になっちゃうものじゃない?」と常連さん。たしかに、オーナーの感性で選んだおしゃれなアイテムが並ぶセレクトショップって、あつい思いが込めれられている分、ちょっとだけ入りづらく感じることもあります。でも加藤さんは「ぜんぜん買わなくていいんですよ。お友だちの家に行く気軽さで、おしゃべりしに来てもらえたら嬉しいですね」。なるほど、目の保養に、おしゃべりを楽しみに、時間つぶしに、どんな理由で訪れても歓迎してもらえそう。もちろん季節のお洋服を探している人には、雑談から好みの色や雰囲気をしっかり読み取って、ぴったりのコーディネートを提案してくれますよ。
そうそう、おしゃべりの途中、一杯のハーブティをいただきました。聞くと来店した人みんなに淹れているそう。実は加藤さんはかつて大病を患った経験があり、そのときに飲み始めたのが免疫力を高めると注目されていたハーブティでした。以来ハーブの奥深い魅力に惹かれて学ぶうちに、アドバイザー資格を持つまでに。「天然のものが持つ力をハーブに教えてもらいました。それを機に、着るものもナチュラルに、住むところもより自然を感じられる東川にと変わっていって…」とこの地で開店した経緯に触れる加藤さん。お店に足を運んでくれた人に対する加藤さんのあたたかなおもてなしの心が、ここにも表れています。
店内ではこのほか、ハーブティリーフやスキンケア用品、雑貨なども販売しています。「2年前に増築して、少しスペースに余裕ができました。これ以上アイテムを増やしたりお店を広くしたりといった希望は今はないけれど、せっかくの資格を生かして、ハーブの講習会を開けたら」と夢を膨らませています。営業は午前11時から午後6時(11月から3月までは午後5時)。