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花月会館直営の和風れすとらんかぶと(旭川市3条通7丁目)は、季節の食材を取り入れた月替わりの特別献立を提供しています。今月は、霜月の特別献立として「木枯膳」と「風花膳」の2コースを用意しました。
和食のイメージが強い花月ですが、洋食と中華専門の職人もいて、特別献立はそれぞれの職人が手掛けた創作料理が、簡易会席として一皿ずつ登場します。
3500円(税別)の「風花膳」は、ゼンマイ煮など季節野菜の和え物のお通しから始まり、前菜は黒糖ロースポークとあんきも西京漬の盛り合わせ。あんきもと、たくあん、ワインビネガーを組み合わせるなど、洋食職人の遊び心が光ります。
お吸い物は、香り豊かな舞茸の土瓶蒸。鶏肉や白身も入っていて、これだけで、十分な食べ応えです。刺身はマグロの赤身やカンパチなど。中皿は牛肉のホースラディッシュソース。ピリッとした艶のあるソースが、肉の旨みを引き立てます。
鉢肴は、文甲イカと野菜のあんかけ。塩味のシンプルな味付けで、海鮮の風味が生きています。ご飯ものは、花月名物、野菜とカニのかき揚げ丼。だしをかけて茶漬け仕立てにもできます。
デザートは、マロンケーキとデミコーヒーというラインナップ。実りの秋にしか味わえない逸品を揃えました。2500円(税別)の「木枯膳」は、3500円コースをベースに一部料理が変更になります。
和洋中ミックスのユニークな会席料理ですが、どこか統一感があるのは、季節感のある盛り付けと和の器、そして各職人に通じる「花月魂」とでも言うべき伝統のなせる技なのでしょう。
ランチタイム(11:30~15:00)、ディナータイム(17:00~21:30)、いずれも予約なしで注文できます。問い合わせは和風れすとらんかぶと(電話0166-22-6006)へ。