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- 猫と暮らしやすいようキャットステップや爪とぎなどを完備しています
動物愛護センター「あにまある」の取り組みで、2013年から犬の殺処分ゼロを実現している旭川市。一方でペットとして同じように人気がある猫の処分数は、まだまだ減っていないのが現状です。
この現状を少しでも改善したいと、賃貸アパート「ルージュ4.5」(旭川市豊岡4条5丁目)で、保護猫をいっとき預かる試みが始まりました。入居者が保護した猫と暮らし、里親が見つかるまで世話をするボランティアで、物件オーナーの佐藤塗建(旭川市末広5条8丁目)と、動物の保護・支援を行うNPO法人手と手の森(旭川市旭神3条2丁目)が提携して運営します。
佐藤さんは自身でも保護した猫と暮らす愛猫家。賃貸物件を所有していたことから、空き部屋を保護猫のために活用できないかと考えました。「そんなとき、手と手の森さんが殺処分間近の猫を引き取って独自に譲渡会を開き、里親を探す活動を行っていることを知りました」と佐藤さん。合わせて譲渡会まで猫を預かるボランティアを募集していたことから、両者の思いが一致する形で今回の提携が実現しました。
部屋は1人暮らし向けの1LDKで、賃料は月4万2000円。引越しなどを理由に捨てられたり、多頭飼いで異常繁殖してしまったりした猫を飼育します。保護猫は人に慣れていないことが多いため、手と手の森が定期的にサポートします。希望者は面談の上そのまま猫を引き取ることも可能です。「命を預かる以上、しっかり責任を持って取り組んでくださる方を希望します。現在は限定2部屋ですが今後はもっと増やしていきたいです」と佐藤さん。
入居に関する問合せは媒介のフルハウス(電話0166-31-6700)
活動についての問い合わせはNPO法人手と手の森(電話0166-60-5877)へ。