ちびっこ一人でもおいで
緑が丘に「子ども食堂」

昨年11月にオープンしたカフェミューク(旭川市緑が丘3条3丁目)が、子供たちに低額で食事を提供する「子ども食堂」に取り組んでいます。保護者を同伴しなくとも、小中学生はいつでも日替わりメニューを200円で食べることができます。

もとは東京の八百屋が始めた試みで、家庭の事情により一人で食事をとることが多い子供らに、無料または低料金でバランスのとれた食事と家庭的な場を提供します。子供だけで来店しても、場に集う地域の住民があたたかく見守り、繋がり合おうというもの。旭川市内では旭大短大の清水ゼミほか、6か所の店舗で実施しています。

ミュークの高島光代さんはかねてから現代の子供の食事情を憂えていました。友人で「なかよし小児歯科」医院長の田口貴嗣さんから子ども食堂について聞くうち、本当にサポートが必要な子供たちに存在が知られていないと感じ、自ら挑戦することに。手造り味噌など安全な調味料や自家栽培の野菜を使った健康的な料理を心がけています。「小中学生のみなさん、長い冬休みのあいだ、ぜひ来てくださいね！」と高島さん。

昼は午前11時から午後3時(月曜は昼のみ2時半まで)、夜は5時半から9時まで。木曜、第2・4日曜定休。12月29日～1月5日はお休みします。問い合わせはミューク(電話0166-65-8605)へ。