看護師不足に〝待った〟!
円滑な就業、定着に向けて

公益社団法人日本看護協会は「看護師等の人材確保の促進に関する法律」に基づき、保健師・助産師・看護師・准看護師の免許を持ちながら現在仕事に就いていない人に向けて、最寄りの都道府県ナースセンターへ氏名や住所などの届け出を呼びかけています。

ナースセンターでは未就職の人や復職を望む人を把握し、研修やアドバイスをしたりするほか、医療機関とマッチングを行うなど、さまざまなサポート体制を整えています。

厚生労働省によると、団塊の世代が75歳以上になる2025年には、全国でおよそ200万人の看護職員が必要になります。今後、少子高齢化が進む中で看護職に就く人材を確保するためには、復職支援が不可欠。しかし今年10月31日までに届け出をした道内在住の2497人のうち、旭川を含む道北圏は194人とまだまだ少ないのが現状です。

「まずは、一人でも多くの看護職の方にこの制度を知ってもらいたい」と担当者。専用サイト「とどけるん」から、氏名や電話、看護師登録番号などを届け出ます。問い合わせは、ナースセンター上川支所(旭川市永山6条19丁目、電話0166-46-5282)へ。