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- 「来年はツリーをもっと派手にしたいな~」と中島さん。え!さらに!?実は春の夜にも外壁にサクラの花を光らせています
当麻の「花工房 比呂」(同町4条南3丁目)が、今年も建物と庭に圧倒的な数のイルミネーションを施し、多くの目を楽しませています。時おり流れる冬らしいメドレー音楽に合わせて明滅する光は、見る人すべてを幻想の世界に導いてくれます。
店長の中島大智さんは、札幌の専門学校で学んだあと、2003年に比呂をオープンしました。小さなログハウスで始めたイルミネーションでしたが、今では3階建ての店舗はもちろん、前庭にまで拡大。鯉のぼりのポールを利用した巨大なツリー、植え込みに置いたフラワースタンドやハンギングバスケット、基礎工事までしっかり行った大型のガーデンアーチなど花屋らしい小物も利用して、添わせたLEDはおよそ5万球にのぼります。
これまでは電球の数を増やしていくことで世界観を広げてきましたが、「これ以上明かりを増やすと見づらくなってしまうのでは?」と来店客からアドバイスをもらった中島さん。「じゃあ今年は光ではなく音を足そう!」と、ピアノ曲や洋楽など映画音楽を中心に組んだ冬らしいメドレーを流すことを考えました。15分ごとに5分間ほど流れる音楽のリズムや雰囲気に合わせ、瞬き方や光る順番がプログラミングされたLEDの光が繊細なきらめきを放ちます。
「幼い頃に映画『ホームアローン』を観て以来、イルミネーションが輝く家に憧れていました。この店舗はコンセントの位置など、大掛かりな電飾を設置する前提で設計しているんですよ」と情熱を語る中島さん。冬バージョンは2月末までの毎日、午後4時から8時半に点灯します。見学は周辺の住宅や交通状況に配慮を。問い合わせは同店(電話0166・58・8088)へ。