カレー、三平汁、イモの塩ゆで
食べることは生きること
暮らしを描いた三浦文学
三浦綾子記念文学館
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旭川出身の作家、三浦綾子さんの作品によく登場し、綾子さん自身もよく食べたジャガイモなど、食に焦点を当てた企画展「三浦綾子が愛した食・三浦文学で孫育て」=写真=が、三浦綾子記念文学館(旭川市神楽7条8丁目)で開かれています。
三浦作品には、食にまつわる描写が数多く登場します。大正から昭和初期にかけての開拓農家の暮らしを描いた「泥流地帯」では100種類以上の料理や食材が登場し、貧しさの中にも豊かな食生活があったことがうかがえます。
今回の企画展では、綾子さん自身も好きだったジャガイモの塩ゆでやカレーライスが、作中のどんな場面で登場したかを写真パネルや冊子、新聞の切り抜きなどの資料約30点で紹介。綾子さんが作品の中で語った子供や孫との接し方についても紹介しています。
同文学館の難波真実さんは「土に根を張って生きた人々にとって、食べることは生きることそのものでした。三浦文学をまた違った視点で楽しんでもらえれば」と話しています。5月28日まで。
4月26日(水)には、関連イベントとして野菜ソムリエの江刺誠治さん、同28日(金)にはフリーライターでイモ博士の中村剛さんの講演が行われます。いずれも午後2時から。聴講無料ですが、入館料が必要です。
関連スポット
旭川が生んだベストセラー作家 三浦綾子のすべてをご紹介しています。
住所:旭川市神楽7条8丁目2番15号TEL:0166-69-2626/定休日:6月〜9月:無休
10月〜5月:毎週月曜日
12/30〜1/4:年末年始休館/駐車場:あり:無料30台 大型バス7台
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