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内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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- ナレーションは樹木希林さん。独特の語りが、ふたりの物語にさらなる深みを添えています
ドキュメンタリー「人生フルーツ」の自主上映会が、4月30日(日)にココデ(旭川市宮前1条3丁目)で行われます。老夫婦のゆったりと丁寧な暮らしぶりを綴る一作です。
主人公は建築家の津端修一さん(90)と妻の英子さん(87)。多摩平団地などの都市計画に携わってきた修一さんは、1960年代に自然との共生を目指したニュータウンを計画します。しかし経済優先の時代に、完成したのは理想とは遠い詰め込み型の大規模団地でした。これを機に、仕事から距離を置いたふたりはニュータウンに小ぢんまりとした家を建て、雑木林を育てはじめます。
50年ののち、日々を彩るのは120種もの野菜や果実が実る庭と、英子さんが作る心づくしの手料理です。労わりあい、満たしあうふたりの暮らしが、人生の豊かさを静かに語りかけてくるようです。
上映は午前10時20分からと午後1時20分からの2回。大人1200円(ドリンク付)、小中学生500円、未就学児無料。当日券は大人のみ1500円。観覧後は映画の感想を述べ合う時間を設けます。問い合わせは「想ふ映画館」の廣野さん(電話090・1388・1820)へ。