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内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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- どれも上品な佇まいなのに、近藤さんが「少しくらい乱暴に扱っても壊れないよ」と太鼓判を押す頑丈さ
比布町在住の竹細工作家・近藤幸男さん=写真=が、5月17日(水)から22日(月)にJR比布駅の交流スペース「ピピカフェ」で展示即売会を開きます。町内に自生する千島笹(根曲がり竹)で作った工芸品を、かごものを中心に40点近く出品します。
京都で加工技術を学んだ近藤さんが比布へ移住してから5年。「身近な素材で作ってこそ工芸品」と考え、ぴっぷスキー場や笹の平で採取した千島笹を作品作りに利用しています。細い千島笹は下準備に手間がかかりますが、軽くてしなやか、そして使い込むほどに独特のツヤが刻まれる、魅力に満ちた素材です。
「今回はとくに普段使いしやすい丈夫なかごを多く展示します」と近藤さん。会場にはフレッシュな色合いが美しい若竹や、燻して渋い煤(すす)色をのせた竹を緻密に編み上げたバッグや盛り皿、花かごなどが並びます。
19日の午前10時からと21日午後1時からは体験教室も実施します。30分で作る小さな魚の飾りは無料、2時間で作る一輪挿しは1500円。いずれも予約不要、希望者は直接会場へ。問い合わせは近藤さん(電話0166・85・3314)へ。