内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
- 「本当に気に入ったものだけを仕入れているので、種類が少ない日もあります」と小堀さん
- 親友のうたこさんがいる比布町への移住も叶えた小堀さん。ふたりで協力し合い、これから店舗前にオープンガーデンも手作りします。今年の店舗営業は11月で終了し、冬季は移動販売を予定しています
- 取材後に、柔らかなフリルのトルコキキョウとカーネーション、小花が集まるアナベル、若いブルーベリーやヒペリカムの実を合わせた花束をプレゼントしてくれました
比布町に小さな花屋がオープンしました。オーナーは25歳のフローリスト・小堀由里香さん。5月にJR比布駅舎内「ピピカフェ」でチャレンジショップを出店し、町の人々と深く関わるうちにこの土地で開業することを決意しました。取り壊される寸前だった木造車庫を改装し、「小さな花小屋レトルダムール」として、6月から営業を始めています。
旭川農業高校生活科学科で花の栽培方法やアレンジなどについて学んだのち、横浜や旭川市内の花屋に勤務。その後、かねてからの目標だった花の都・パリへ1年間のインターンシップに旅立ちました。「雑誌で見て以来忘れられなかったフローリスト、ジョルジュ・フランソワさんのお店で働きたくて、アポイントも取らずに飛び込んだんです」と小堀さん。
ジョルジュさんは「パリスタイル」と呼ばれるアレンジメントの一分野を築いた人として世界的に注目を浴びる存在です。アンティークな雰囲気をもつシックな色合いの花に、グリーンを多く取り入れたアレンジは洗練された印象。小堀さんは半年間、ジョルジュさんの元でフランス流の「花との触れ合い方」を学びました。
店頭に並ぶ花は日により5~30品種。「本当に気に入ったものだけを仕入れているので、ばらつきがあります」と話す小堀さん。今の時期は、柔らかな色合いのカーネーションに小型のヒマワリ、トルコキキョウなどが生き生きとディスプレイされています。営業は午前10時から午後6時(土日は3時)ころまで、火曜定休。6月15日(木)から19日(月)まではピピカフェで営業します。問い合わせはレトルダムール(電話090-2058-0047)へ。