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- 写真は昨年の様子。センスあふれる演出で、各メーカーが新作家具を続々と発表します。洗練されたデザインと使い勝手のよさを会場で体感してみては
旭川家具の魅力を国内外に伝える「国際家具デザインフェア(IFDA)2017」が、6月21日(水)から25日(日)まで市内各所で開かれます。1990年に旭川市の開基百年事業の一つとしてはじまったIFDAは、ことし10回目の節目を迎えます。
メイン会場である旭川デザインセンター(旭川市永山2条10丁目、旧旭川家具センター)では、旭川家具エキシビションが行われます。47のメーカー・団体が新作や人気アイテムを提案。中でも注目は、著名デザイナーと共同開発した家具です。
大雪木工は、家具から建築まで幅広く手掛けるデザイナーの小泉誠さんと北海道産のハンの木を使い、デスクとしても使えるダイニングテーブルや踏み台にもなるスツールなど、毎日の暮らしの中で幅広く使えるアイテムを開発しました。コサインは、いま脚光を浴びるデザイナー、紺野弘道さんとともに作った学習家具シリーズを発表します。リビングにも似合うデザインとサイズ感で、親子で長く使えるアイデアを詰め込みました。
また、個性豊かなデザインを競う「デザインコンペティション入賞入選作品展」も開かれます。ベテランから気鋭のデザイナーまで、今回は30か国・地域から683点の応募があり、審査を経て選ばれた25点を紹介します。建築の分野で受賞歴の多い北海道出身の若手建築家、五十嵐淳さんによるブースデザインも見どころです。
同開催委員会の杉本啓維事務局長は「10回目の記念すべきIFDAの開催に合わせて、旭川家具センターは『旭川デザインセンター』へとリニューアルしました。旭川家具の情報発信拠点として美しい空間に生まれ変わりましたので、ぜひ会場に足を運んでほしいですね」と話します。期間中は、これまでIFDAが地元にもたらした成果をはじめ、あまり知られていないエピソードなどを交え27年間の歴史を振り返る「IFDAのあゆみ展」のほか、過去入賞者のうち6か国19人が今回のためにデザインした作品を発表する「IFDA記念制作展」、IFDA開催の立役者である長原實さんの功績を振り返る特別展も開かれます。
問い合わせは(電話0166・47・0655、旭川家具工業協同組合内)へ。