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内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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- 留学先のウィーンから帰国後、「梯さんの音色に〝ひと耳ぼれ〟してしまった」熊谷さん。ようやくのジョイントが実現しました
- 今回の取材で「旭川ラーメンを食べるのが楽しみ」とフレンドリーなコメントを寄せてくれた梯さん。リサイタルの合間のトークで、堅苦しいイメージのクラシックの印象が変わるかも。リサイタル前日の28日には、ライフワークとも言える「子どもに伝えるクラシック」を熊谷さんの母校・緑新小学校で実施します(©尾形正茂)
- ウィーンの国立音大を満場一致の最優秀で修了。現在は東京をベースに、アメリカやオーストリアのコンペやフェスティバルに参加するなど精力的に活動しています。「ちょっと太った!」のが目下の悩みだとか。いえいえ、とってもキュートな笑顔ですよ
旭川出身のギタリスト熊谷俊之さんと、生後間もなく病で光を失ったピアニスト梯剛之さんのジョイントリサイタルが、7月29日(土)午後6時から大雪クリスタルホール(旭川市神楽3条7丁目)で開かれます。
「盲目のピアニストと聞くとなんとなくシリアスな雰囲気になってしまいますが、本人は冗談ばかり言う本当におもしろい人。彼のピアノは、音のつぶを素直に楽しめる、そんな魅力があります」と熊谷さん。一方の梯さんは「熊谷さんの奏でる音色と音楽に対するひたむきな姿勢は、聴く人の心を掴んで離しません」とコメントを寄せてくれました。
誰もがよく知る映画音楽やクラシックギターの王道レパートリーを熊谷さんが、そして繊細な旋律が耳に優しく馴染むドビュッシーの「月の光」や情熱的なショパンの「幻想即興曲」などを梯さんが披露します。残念ながら二人のセッションはありませんが、互いの人柄がにじむ温かなステージで、肩の力を抜いて世界観に浸れそうです。
大人3500円、学生2000円、ペア6000円(当日はいずれも500円増し)。チケットの購入はヤマハミュージック旭川店(旭川市4条通8丁目、電話0166・27・0620)へ。