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- 中井さんの初期作・ワーキングスツールに座るゲンマさん。「姿勢が伸びるから、パソコンを使う時に良さそう」
市内近郊のクリエイターらがつくる旭川デザイン協議会は、1月28日(日)までデザインギャラリー(旭川市宮下11丁目)で「ADAデザインマーケット」を開いています。
13組の会員がデザインした家具や器、書籍などを、制作にまつわる物語を添えて販売しています。皆空窯の南正剛さんの陶芸「氷裂」は、厳寒の朝、窓ガラスに現れたしばれ模様の美しさに魅了された思いを表現。釉薬中の水分を凍らせてできた模様をそのまま焼き付けています。
また、家具のデザインを数多く手がける中井啓二郎さんは、「台所でちょっと腰掛けるイスが欲しいと妻に頼まれた」というエピソードを紹介しています。自転車のサドルのようなイスから、座面が上下するようになった現行型まで、デザインの変化がわかる4作品を並べています。
「世に存在するものは全てデザインされています。なぜその形に至ったかの背景を知り、意図を理解して購入するという貴重な体験ができると思います」と会員のゲンママコトさん。入場無料。午前11時から午後5時(最終日は4時)まで、月曜休館。問い合わせは協議会事務局(電話0166・23・3000)へ。