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- 宮崎での巡回展に向け、地元の風物詩である「シャンシャン馬」を制作中の眞澄さん。「馬の表情や肌のハリを表現するのが難しいの」
旭川市在住の人形作家・宮竹眞澄さんの「心のふる里人形展」が、17日(水)から21日(日)まで、JR旭川駅東口にある旭川市彫刻美術館ステーションギャラリーで開かれます。
眞澄さんは約40年にわたり、石塑粘土に水彩絵の具で着色する独自の方法で人形を制作しています。夫の博信さんとともに、全国各地で90回近く作品展を実施してきました。好んで表現するのは、昭和の懐かしい情景の中、畑や浜などで額に汗して働く市井の人々。近年は、盛岡のさんさ踊りや北九州の祇園太鼓など、巡回展で訪れる地域の祭りも精力的に形にしています。
今回は約40点を展示予定で、相撲をテーマにした2作品を初公開します。かっぷくのいいお相撲さんにひょいと持ち上げられる子供など、生き生きとした表情が印象的です。
「各地で出会った方とのお話しの中から、次のイメージが生まれることが多々あります。私の人形はお客さんとの合作なんですよ」と眞澄さん。期間中は夫妻のどちらかはギャラリーにいるので、作品の感想や質問をぶつけてみては。入場無料。問い合わせは宮竹眞澄の人形工房(☎0166・36・6221)へ。