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- オープニングシーンの合わせ稽古をするキャストたち(リハーサルホール)
旭山動物園のメッセージと、家族の心の再生を描いたミュージカル「Life…あさひやまからのおくりもの」が、2月4日(日)午後3時から旭川市民文化会館大ホールで上演されます。
旧上川倉庫(宮下通)を再利用したリハーサルホール開設20周年と、旭山動物園開園50周年の記念公演。2008年の初演で、旭川ななかまど文化賞を受賞した作品です。10年ぶりの再演となる今回は、旭山が一貫して発信し続ける「命のメッセージ」と「環境保全」を軸に、せりふやダンス、演出を再構成しました。
出演団体は、モダンバレエやフラダンススタジオ、YOSAKOIチームなど7団体、総勢約150人。かつて人が絶滅させたエゾオオカミ、その命と向き合う「オオカミの森」、ウサギやハムスターなど肌感覚で命のぬくもりにふれる「こども牧場」、生命の圧倒的な力強さが迫る「もうじゅう館」など、同園の様々な動物たちを、ときに躍動感いっぱいに、ときにしなやかな踊りで表現。旭山復活の下敷きとなったあべ弘士さんの「14枚のスケッチ」も舞台のスクリーンに投影されます。
脚本・演出を務める森ただひろさんは、「旭山動物園が伝え続けるメッセージを、地元市民が表現する舞台。その思いが、点から線、面になってまちに広がっていけば」と話しています。
開場時には、アブラヤシ農園の拡大がオランウータンへの直接的な脅威になっているボルネオの森のスライド上映も行われます。
入場料は1000円。市民文化会館売店、まちなか交流館、FMりべーるほかで扱っています。問い合わせは、実行委事務局(☎080・4041・8489)へ。