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- 「数学の問題はすべて、基礎を応用して論理的に考えれば解くことができます」と話す末廣さん
「高い目標を目指しながら、数学の楽しさ伝えたい」
元公立高校の数学教師で、現在は旭川実業高の難関選抜コースや特別進学コースの専任講師を務める末廣理一さんが、この春から自宅で理系大学への進学を目指す高校生向けの数学塾を開きます。
末廣さんは、旭川西高や北高など公立高校教師を2年前に定年退職後、旭川実業高の専任講師に着任。公立高在籍中の10年ほど前から、教学社から出版されている「赤本」の難関校過去問シリーズ「北大の理系数学15カ年」の初版から第5版までを執筆しました(旭川市主要書店、Amazonなどで販売中)。現在も北大をはじめとする難関校の傾向と対策や、過去問解説を手掛けています。
個人で数学塾を開くことにしたのは、この春から実業高の担当授業を減らし、比較的自由な時間がとれるようになるため。「長年、数学教師を務めてきた集大成として、受験という現実的、かつ高い目標に向かいながら、生徒たちに数学の面白さや美しさを伝えたい」と、その思いを語ります。
「数学が苦手という人は、『数学の勉強=公式を覚えて当てはめる』と思ってしまっている。もちろん基礎を覚えることは大切ですが、受験問題はその応用です」。個人塾では、学校の授業などで基礎を学んでいることを前提に、演習問題を繰り返すことで、応用力を身に付けます。さらに、授業ではあまり扱わない問題に取り組むことで、問題の本質の理解を目指します。
「北大や東北大、医大など理系の難関校の入試は、思考力が必要な問題が多く出題されます。公式を覚えておくことは必要ですが、それだけでは十分とは言えません。公式がどのように導かれるかを理解しておくことが大切」と話します。
塾は週2回で、1回2時間。3~5名程度の少人数制で、春から高校2年生になる理系高校生が対象です。「ペレットストーブや畳スペースもあり、休憩時間にはおやつも出てくるアットホームな教室です」と末廣さん。問い合わせは、末廣数学専門塾(電話0166-46-7220、旭川市春光5条8丁目10-4)へ。【広告】