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- 料理も掃除も洗濯も訓練のひとつ。ユーモアと思いやりに満ちたスタッフとIADLを鍛えましょう
高齢者が自立した生活を送れるように支援するデイサービス施設、ブリッジライフ(旭川市永山2条2丁目)が道内で初、全国21店舗目として4月2日(月)に開設します。
包丁を握る力が弱くなった、立ち仕事でふらつく、洗濯機の操作を覚えられない…。高齢になるほど、料理や掃除、洗濯といった日常の生活動作(IADL)をスムーズにこなすことが難しくなっていきます。
従来のデイサービスは、レクリエーションや入浴など利用者に楽しんでもらうことが中心でしたが、この施設では自宅での生活に困らないよう、あらゆる日常的な動きを実際の行動に沿って複合的に訓練します。
たとえば料理。献立を考える、買い物に行く、食材を洗う・切る・調理するといった一連の動作を通して、判断、記憶、学習、思考力、さらに立ち仕事のバランス力や継続力を鍛えます。「施設内にはあえて段差を作りました。完全バリアフリーのご家庭は少ないですし、ここで安全な歩き方のコツを学んでいただければ」と代表の池田達也さん。訓練と力み過ぎず、スタッフのサポートを得ながら普段の動きを無理なく強化できるのが特徴です。
池田さんは、これまで13年間を介護職員やケアマネジャーとして働いた経験から 、関わり方次第で介護度を軽くできる高齢者はたくさんいるはずだと、今回IADLに特化した施設の立ち上げを決意しました。何もしないと衰えてしまう体の機能を維持向上し、散歩や買い物に外出して社会に関わることで、日々をはつらつと過ごしてもらうことが目標です。
30~35人を受け容れ予定。いつでも見学でき、納得するまで体験も可能です。1日型デイですが、体調に応じて半日利用も可。池田さんは「ここで何ができるかではなく、パークゴルフに行きたい、お料理をしたいなど、何をしたいかを聞かせてください。実現できるよう、全力でサポートいたします」と抱負を語ります。問い合わせはブリッジライフ旭川永山(☎0166・74・5078)へ。