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- 銀座商店街の銀ビル1階にオープンした「みんなのカフェ」
銀座商店街の銀座センタービル1階(旭川市3条通15丁目)に、あさひかわ福祉生活協同組合が運営する「みんなのカフェ銀座」がオープンしました。約200平方メートルのスペースには4人掛け、2人掛けのテーブル席10席以上が備えられ、市民の絵や写真を飾るギャラリー設備や図書コーナーもあります。
市民の台所として親しまれる銀座商店街は、近年、商店主やお客さんが高齢化し、空き店舗も目立つようになってきました。福祉生協では、こうした地域性に着目し、「お年寄りが立ち寄りやすい場所に診療所を」と昨年6月に銀ビル2階に「銀座通内科クリニック」を開業。さらに、その延長として高齢者や地域の人たちの居場所づくりを目指し、カフェスペースをオープンしました。
食事を提供する「みんなのキッチン」では、もち麦入りごはんの上に鶏肉と高野豆腐のそぼろ野菜をのせた「げんき丼」(400円)や、日替わり定食「ばらんすランチ」(700円)など、ヘルシーな料理を提供。銀座デパートで営業していたモーヤンの代表メニュー「スープ焼きそば」(500円)も復活しました。
ギャラリースペースでは、現在、油彩画と水墨画展を開催中で、今後もステンドグラスや版画、写真展などの予定が入っています。また、利用者が読み終えた本を持ち寄る図書コーナーや囲碁、かるたなども用意されており、食事をしなくても買物中の休憩や、暇つぶしにぶらりと立ち寄ることができます。
また銀座商店街では意外と少なかった「公衆トイレ」も設置しました。福祉生協の萩原信宏理事長は「第一の居場所が自宅で、第二の居場所が職場としたら、ここは第三の居場所。退職後も、地域とのつながりを持ち続けることで、健康で豊かな人生を楽しむ。そんな場所にしたい」と話しています。
問い合わせは、銀座通内科クリニック(☎0166・24・2233)へ。