「旭山動物園号」
解体前に見に来てね

旭川市旭山動物園に向かう札幌方面からの観光客向け特急列車「旭山動物園号」が、今月25日にラストランを飾りました。解体を前に、31日(土)の午前11時から午後0時半まで市民に公開します。

旭山動物園号は、絵本作家のあべ弘士さんがサバンナやジャングル、北海道などに生きる様々な動物を描いたボディに、ぬいぐるみをイスにした撮影ブース、カバのボールプールなど気分を盛り上げる内装で、平成19年の運行以来、話題を集めてきました。

「朝に札幌を、夕方に旭川を出る1日1便ずつのスケジュールだったので、市民のみなさんにはあまり馴染みがなかったかもしれません。今回JR北海道の協力を得て、最後の内覧会が実現しましたので、ぜひ見にいらしてください」と旭川市都市計画課の秋葉さん。旭川駅構内7番ホームに停車した車両を自由に見学し、撮影できます。

解体予定は車検が切れるゴールデンウィーク頃。たくさんの観光客に夢を届けた列車の、最後の姿を見に行きませんか。イベント参加は無料ですが、入場券(中学生以上170円、小学生80円)が必要です。問い合わせは都市計画課(電話0166・25・9704)へ。