木工、ガラス、陶芸など
高いデザインと技術に触れて

旭川と近郊のクラフト作家やデザイナーが集まる「旭川工芸デザイン協会」の設立30周年を記念する展示会が、6月24日(日)までデザインギャラリーで開かれています。

木工、ガラス、陶芸、染色など14人の作家が、新作やロングセラー、思い入れのある作品を出展しています。キタキツネやナキウサギ、フクロウをモチーフにした木工品やガラス製品、白樺をイメージした陶器のほか、熊の足やキツネのお面といった子供向けの玩具、風で繊細に揺れる魚のオブジェなど試作品も展示され、作家たちの高い技術や探求心が伺えます。「作家どうしの交流から、ガラスと染めなど異素材を組み合わせた新品も生まれました。旭川のモノづくりの多様性を感じてもらえたら」と会長の中井啓二郎さん。

一角では、木地挽物業の職人たちが立ち上げ45年にわたり活動を続ける「旭川木のモノ組合」のメンバー10人の作品展も開かれ、トレイやマグなど小木工品を紹介しています。

展示品は購入可。開館は午前9時から午後6時。入場無料。問い合わせはデザインギャラリー(電話0166・23・3000)へ。