思いやり予算のからくり
コミカルに描いた作品上映

日本在住のアメリカ人監督が、米軍の思いやり予算について問題提起したドキュメンタリー映画「ザ・思いやり パート2～希望と行動～」が、7月17日(火)午前10時と午後6時半から東川町第2地区コミュニティセンター(同町西4号北30)で上映されます。

20年以上日本で暮らす監督のリラン・バクレーさんは、アメリカの大学院を卒業後、日本の大学院で日本文学を専攻。広島原爆日記を翻訳し、各地で原爆禁止をアピールする活動を続けています。

2015年に製作したパート1では、在日米軍駐留経費の一部を日本が負担するいわゆる「思いやり予算」が軍事費のほか、ボーリング場やゴルフ場などの娯楽施設、公共料金や賠償金にまで充てられている様子をユーモアたっぷりに描きました。今回は監督自らレポーターとして登場し、在日米軍基地が海外への空爆の拠点になっている実態や基地撤去を求める人々の姿を伝えます。

チケットは前売り500円、当日700円。留学生と高校生以下は無料。こども冨貴堂などで扱っています。午前のみ託児あり(要予約)。問い合わせは主催・東川9条の会事務局(電話090・5077・6346、kogumaoffice7@yahoo.co.jp)へ。