時代ごとの教科書を紹介
「教科書の中の文学者たち」

旭川市文学資料館(常磐公園内)は、9月1日(土)まで資料展「教科書の中の文学者たち」を開いています。道教大附属図書館や旭川市図書館や、三浦綾子記念文学館の協力も得て、国語教科書を中心に、時代ごとの変遷を追いながら、掲載された文学者たちも紹介しています。

江戸期の寺子屋で使われた書物をはじめ、明治期の学制発布前後、戦時下など、時代背景を反映してめまぐるしく変化した教科書の原本やコピーを展示。また戦後の1950年以降に多く掲載されるようになった文学作品についても、安部公房や三浦綾子、井上靖、小熊秀雄、森鴎外、宮沢賢治など旭川にゆかりある作者を中心に、略歴や旭川との関わり、掲載書などを織り交ぜ24人を紹介しています。午前10時から午後4時開館、入館無料。

8月18日(土)午後1時半からは館内で宮沢賢治「よだかの星」などを朗読します。あわせてオカリナ演奏も実施。入場無料。問い合わせは旭川文学資料友の会(TEL0166-22-3334)へ。