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9月6日(木)に発生した北海道胆振東部地震の影響により、9月29日(土)・30日(日)に延期となりました。
9月8日(土)と9日(日)の2日間、家具メーカーのカンディハウス旭川で、創立50周年記念イベント「アニバーサリーフェスタ」が開かれます。旭川で創業し、世界を視野に歩んできた歴史と地元への思いを常務取締役企画本部長の染谷哲義さんに聞きました。
次の10年も地元と共に
昭和43年に「(株)インテリアセンター」という社名で、12人の社員からスタートした「(株)カンディハウス」。嫁入り道具としてのタンスなど箱物家具が多く生産されていた時代に、いち早くデザイン性の高いイスやテーブルなど脚物家具を中心に展開してきました。創業から5年後に発売されたイス「ルントオム」は、今も年間販売脚数1位を誇るロングセラー製品です。
旭川をはじめ、東京、大阪、名古屋などの全国主要都市、そして海外にもショップ展開している同社。一方で北海道・旭川市でものづくりを続けることにこだわりを持っています。その根っこには旭川家具の一員として地域産業を盛り上げていきたいという思いがあります。「木材を提供してくれる資材屋さんや運送会社、家具業界全体、さらには地域とのつながりの中で私たちは家具づくりをしています。次の10年も地元と共に歩んでいく―今回のイベントが、そうしたことを皆で改めて再確認する機会になれば」と染谷さんは話します。北海道の木に、デザインという付加価値をつけた家具づくりへの探求はこれからも続きます。
アニバーサリーフェスタでは、カンディハウスの製品や技術にふれることができる特別企画が用意されています。屋外のワークショップコーナーでは、カッティングボードやペンスタンド(各15分、参加費500円)のほか、プロの家具職人の指導でマルチスツールづくり(数量限定、およそ60分、参加費8000円)が体験できます。いずれも親子で楽しめる企画です。またカフェやスイーツ、新鮮野菜が並ぶカフェ&マルシェも登場します。
このほか8日(土)は工場見学ツアーを実施。国内外で評価の高いカンディハウスの製品がどのように製造されているのか、先進の技術と職人の手仕事が間近で見られます。午前11時と午後2時の2回で、それぞれ1時間程度。
9日(日)はショップのコーディネートを担当する専任スタッフの案内で、ショップツアーが行われます。自宅ですぐに取り入れられるインテリア術を、プロから聞けるチャンスです。午後1時と3時の2回で、それぞれ1時間程度。
また特別価格でカンディハウスの家具を販売するファクトリーアウトレットや、家具の修理について相談できるコーナーもあります。購入金額に応じてプレゼントもあるので、この機会をお見逃しなく。午前9時半から午後5時まで。ツアーなどへのお申し込みは事前の予約がおすすめです。問い合わせ、予約は同社(電話0166・47・9911)へ。