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障害の当事者とその支援者によるチャリティーイベント「ウィングフェスタ」が、11月3日(土祝)午前10時から午後4時に雪の美術館で開かれます。
「みんなでオシャレしよう!」をテーマに、障害の有無に関わらず誰でも参加できるファッションショーのほか、障害者支援事業所が食や美容に関するブースを出展します。
主催者で旭川市内在住の片山恵子さんは、4年前に多発性硬化症という難病になり、その後遺症で下肢障害者となりました。退院後の生活再建の際には就労支援B型事業所に通い、地元企業の下請け作業を経験。日常で目にする製品がきれいに仕上がっていく様子が印象的で、それらに実際に触れてもらい、障害者の社会活動をより広く知ってもらいたいと、これまでに二度のチャリティーイベントを開いています。
片山さんは自分が当事者になってから、「障害者は清貧な生き方や感謝することを社会から強要されているような雰囲気を感じるようになった」と言います。そこで今回は、ひときわ煌びやかな雪の美術館を会場に、華やかなドレスを身にまとうファッションショーを企画。当日は午後1時半から、障害者や支援者ら約10人がステージに立つ予定です。
午後2時半からは、円熟の美を競う大会「ミセスジャパン」と、年齢や既婚・未婚などを問わずアジア人女性としての美しさを追求する大会「ミズ・アジアンビューティー」のランウェイショーを実施します。ことし春に開かれたミセスジャパンに片山さんが出場した縁で、ショーが実現しました。世界大会にも出場経験を持つメンバーら10人がランウェイを颯爽と歩きます。
当日に限り、この記事を持参すると同館の入館料が無料になります。イベントの収益は各事業所の運営に役立てたり、赤い羽根共同募金に寄付したりします。問い合わせは実行委の片山さん(電話︎090・1309・6521)へ。