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クリスマスムードが漂い始める季節。部屋のデコレーションは楽しみたいけれど、気合いを入れすぎるのは気分じゃない、という人に紹介したいのが「スワッグ」です。
旭川市内の花屋・レトルダムールでは、花束をアレンジした壁飾り「スワッグ」が壁面を賑わせています。海外ではリースと並んで人気が高いそう。「都心部ではグリーンを多く使ったデザ インが人気ですが、北海道は豊かな自然に囲まれているためか、お花をたくさん使ったものを求める傾向が。でも、色や形が微妙に異なるグリーンを上手に使うと洗練された雰囲気に仕上がりますよ」とオーナーでフローリストの小堀由里香さん。
小堀さんの植物のあしらいはフランス流。茎が伸びたいように、葉や花びらが開きたいようにと、花の声を聞きながら束ねたり活けたりする作品は、大地に根を張っていたころの姿を見せてくれます。花束タイプのスワッグも植物の元の形が生きるよう、考えすぎずに5分くらいで作ってしまうほど。「お散歩で見つけたきれいな色の草や葉を取り入れることも多いです。とくに北海道ならではの針葉樹はどなたでも入手しやすいと思うので、ぜひ活用して」。
写真のスワッグは、ドライになっても美しい植物を選んで教えてくれました。葉や実の色が変化していく過程も楽しめ、もし途中でデザインを変えたくなったら、丁寧にばらして作り直すこともできます。「2〜3カ月は十分にもちます。クリスマスは赤、お正月はゴールドなど、リボンの色で雰囲気を変えてみて。ディナーテーブルに飾っても素敵です」とアレンジのアドバイスもくれました。
一人で作るのは自信がない、珍しいお花で作りたいという人は、小堀さんのワークショップへ。11月16日(金)正午からはミチヒト(旭川市8条8丁目、マルハ ビル1階)で、11月23日(金祝) 午後2時からはレトルダムールで実施します。受講料は花材代のみ。選ぶ花によりますが、およそ3000円程度から。
今回のお花 (計4,000円程度)
・あじさい(ハイドランジア アルプスグリーンミックス) ・リューカデンドロン ・バーゼリア ・バーゼリア(ガルピニ) ・ユーカリ(銀世界) ・ユーカリ(ベリー) ・野バラの実 ・ヒバ ・コニファー ・ヒムロスギ
作り方
教えてくれた人
小さな花小屋レトルダムール
フローリスト 小堀由香里さん