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- 道の駅ひがしかわ道草館に設置されたサイクルポート
(一社)ひがしかわ観光協会は、東川町や旭川市、東神楽町などと連携して、観光客向けの共有自転車サービス「シェアサイクル」の実証実験を始めました。主に海外の旅行者(インバウンド)向けの二次交通手段としての可能性を探ります。
シェアサイクルは、指定の駐輪場(サイクルポート)に置かれた自転車を安価にレンタルできる仕組み。欧州やアジア圏など海外、また近年では国内でも旅行者や、地元住民の交通手段として普及しています。
ひがしかわ観光協会では、旭川空港や旭川駅から、東川町や大雪山旭岳へのアクセス方法が、レンタカーやバスしかないため、個人旅行者の手軽な交通手段として自転車に着目。本州各地でも徐々に広がっているシェアサイクルを試験的に導入することにしました。
民間のシェアサイクル会社と提携し、電動アシスト自転車30台を導入。旭川空港や旭川駅、道の駅ひがしかわ道草館、旭山動物園など1市2町に7~10カ所のポートを設け、利用状況を確認します。利用者はスマートフォン専用アプリで、ポートの自転車を開錠し、6時間1500円、12時間1800円(いずれもモニター料金)の定額制で利用できます(1時間延長ごとに100円)。窓口での手続きは不要で、申し込みや支払いもアプリから電子決済で処理されるため、24時間対応可能です。パンクなど利用上のトラブルも専用のメールで対応し、必要な場合は現地で処置する予定です。
同協会では「例えば、空港や駅で手荷物を宅配会社に預けてホテルまで運んでもらうサービスと連携できれば、シェアサイクルで観光しながら次の目的地へ向かうなど利便性が高まります。旅行者が、この地域の魅力や楽しみ方を広げてくれるかもしれない」と期待を寄せています。
実証実験は10月中旬まで。問い合せはひがしかわ観光協会の担当高橋さん(電話0166・82・3761)へ。