旭山動物園号の再現応援して
ネットで寄付金募集中

昨年に引退したJR北海道の臨時特急「旭山動物園号」の一部を園内に再現しようと、園と市民団体の旭山動物園くらぶがインターネットを通じたクラウドファンディング(CF)で寄付金を募っています。座席や模型の設置など、訪れた人が憩い楽しめる空間を作るために1000万円が必要です。

2007年から11年にわたり札幌と旭川を結んだ列車で、絵本作家のあべ弘士さんが動物たちを車体に描いたことから「走る絵本」として多くの人に愛されてきました。運行終了後に車両は解体されましたが、園とくらぶのメンバーが園内イベントホールに世界観を再現しようと話し合いを重ねてきました。

動物たちが抱っこしてくれる人気の「ハグハグチェア」をはじめ、子供の遊び場、動物園号のジオラマ模型などの設置を予定。空間全体をあべ弘士さんのイラストで賑やかに彩ります。

寄付金は8月23日(金)午後11時まで受け付けており、金額に応じて動物園号で実際に使われていた耳付きの動物シートカバーやオリジナルグッズなどの返礼品を送る仕組み。問い合わせは旭山動物園くらぶ(電話0166・73・6066)へ。

クラウドファンディング(CF)のサイトはこちら