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毎日つかう化粧品、たくさんある中からどれにしようか悩んでしまいますよね。選ぶ基準のひとつに「地元でつくられた」というキーワードを入れてみませんか。パッケージも素敵な2つを紹介します。
きっかけは、 スカートが履けない
服や雑貨のセレクトショップとして長年愛されてきたフラワーカフェハンナ。5年前にショップを一旦閉じ、新たにはじめたのが薬用美白濃密クリームラスターのプロデュースです。
きっかけはお客さんとの何気ない会話でした。「スカートやサンダルを履きたいけれど、膝やくるぶしの黒ずみが気になって挑戦できないという方が何人もいらっしゃって。だったら、黒ずみケアの化粧品を作ってしまおうと動き出しました」と代表の中平洋子さん。
膝下はもちろん、顔のシミや肝斑、色素沈着など全身の悩みを助けるクリームで、どんな化粧品とも相性良くと、普段使っているスキンケアの最後の仕上げに使えます。こっくりとした濃厚なテクスチャーですが、肌に広げるとスゥっとなじみ、ローズやジャスミンなど若返りホルモンを刺激する3種類の精油がふわりと優しく香ります。「美容家の方にアドバイスをもらいながら完成させました。潤いをたっぷり与えてくれるから、紫外線に強い肌を育てます。日焼け止めかわりに使う方もいるほど」と中平さん。店舗では肌にあわせた使い方もレクチャーしてくれますよ。
■フラワーカフェハンナ
旭川市末広3条3丁目4-6
電話0166・52・8968
https://luster807.jp
ロケット燃料開発が思わぬ展開に
地場の食材を原料に加えたせっけん「ゴチソープ」をヒットさせた株式会社マーヴェラスは、今年1月に新商品nanoni(ナノニ)を新たに発売しました。
良質なひまわり油を発酵させる特許技術を使った日本初のオイルコスメ。発酵により油の分子をナノレベルまで細分化しているので、べたつかずサラりとした肌触りと高い浸透力が特徴です。
「実は全く別の計画を進める中で偶然できた副産物で」と代表の志水洸一さん。それは2017年頃から始めた、せっけんを燃料にして小型ロケットを飛ばす壮大なプロジェクト。燃料製作で時間がかかる油の分解作業を短縮させようと試行錯誤していたある日、友人でもあるチーズ職人の提案で、青カビ菌とリパーゼという酵素を使った分解方法を見つけます。「これでロケットを飛ばすまでの期間が短くなる!と喜んでいたのですが、ふとその液体に触れてみると、油とは思えないほどサラサラとしていたんです」。これは化粧品として使えると翌年には発酵技術に関する特許を取得。2年の開発期間を経て製品化にこぎつけました。
商品は全て顔用で、美容液を加えたオールインワンのスキンオイル・ローションと、特に乾燥した部分をピンポイントで保湿できるスキンオイルの2種類。ドラマチックな展開から生まれたコスメ、試してみては。
■株式会社マーヴェラス(美容室マーヴェラス)
旭川市旭町2条9丁目25-4
電話0166・74・6010
https://relacos.jp