30年変わらぬ味をお届け
緑町に移転オープン

オープンから30年、変わらぬ味を、ほぼ変わらぬ価格で提供する旭川市の洋菓子店「菓誌の森」が、先月、錦町から緑町12に移転オープンしました。大きな通りに面したことで、新しい来店客も増えているようです。

1990年に錦町14で開業し、2009年には錦町12のコンビニの跡に移転しました。菓子製造技能士1級の技術を持つ父の林光男さんと、息子の和徳さんが腕を振るうアットホームなお店で、生クリームたっぷりのバナナボート(280円)や鮮やかな赤い木イチゴのソースをまとったフランボワーズ(292円)など創業時から人気の生菓子のほか、チョコレートで描く似顔絵ケーキといった、優しい味わいのスイーツが世代を超えて愛されています。

今回縁があって、大きな通りに面した築40年の民家を借りられることに。和徳さんは「扉や床の色を塗ったり、ウッドデッキの丸太の皮をむいたり…資金がないので、明け方までやっていたよ。またここで、一から再出発だね」と笑顔を見せます。火曜定休。問い合わせは同店(電話0166・51・8866)へ。