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髪の毛を寄付するヘアドネーション。自粛期間中に追い込みをかけたロングヘアを役立てに、行ってきました美容室!
ヘアドネーションってなに?
小児がんや事故などで髪を失った子に、寄付された髪の毛で作ったウィッグを提供するボランティア活動です。子供たちにふたたび笑顔を取り戻そうと、日本では2009年にNPO法人が設立され、有名芸能人が参加するなど静かな盛り上がりを見せています。
独身時代はショートヘアで、ヘアドネーションの名前くらいは聞いたことがあった程度。子供が生まれて、身近にも抗がん剤治療中の子供がいると知って、「役に立ちたい!」と4年前から髪を伸ばしはじめました。
お世話になったのは、自身もドネーション経験がある美容師・庄内望さんが在籍するサロン「Fluff(フラフ)」です。髪を小さい束に分けてしっかり結び、カット!大胆にはさみが入るジョギジョギという音が耳に心地よく、「自分は今、世の中に役立つ一歩を踏み出した!」とテンションが上ります。
感動する間にも頭はどんどん軽くなり…結局、今回は31cmをカット(不器用な私でもスタイリングしやすい長さを残しました)。達成感と共に、4年ぶりの短めスタイルに気分も一新!とにかく爽快です。
髪の条件
- カラー・パーマ・くせ毛・白髪もOK(引っ張って切れない髪なら大丈夫)
- 31cm以上でセミロング、ロングのフルウィッグを作れます。
- 寄付先により15cm以上からの受け入れも可
カットの前に…
ドネーションカットは、雑菌が繁殖しないよう完全に乾いた状態が絶対条件。シャンプー前のカットを強調しておくと安心です
くせ毛で白髪も混じった髪の毛でしたが問題なし。髪質をあまり問わないのでハードルは低め。ズボラでカラーリングもパーマもこの10年まったくしていなかったのが、かえって褒められました♡
カットした髪はどうするの?
受け入れ団体に送ります。団体はいくつかありますが、今回は日本初のヘアドネーションNPO法人、通称ジャーダックに送ることに。指定のドナーシートに記入し、追跡できるレターパックに入れて郵送します。団体が精査したあと海外に送られ、トリートメント処理などを経て再び日本へ。そこからいよいよ一体のウィッグに変身していくそう。私の髪は、果たしてどんな子供の元にいくのかな…。
おわりに
がん治療で一時的に髪が抜けて泣いている知人の子の話を聞き、もらい泣きをしたことから始まった4年の挑戦。ヘアドネーションは達成までに時間はかかりますが、放っておけばいいだけなので、ズボラさんほど向いているかも。
旭川ではジャーダックの賛同サロンをはじめ、フラフさんのようにドネーションカットに協力してくれる美容室が数軒あります。ひょっとしたら普段行きつけのサロンでもやってくれるかもしれませんので、興味がある人は尋ねてみては。