「来年」に向けデザインする、晩秋の花壇

雪虫が飛び交い始め、少しずつ秋の終わりを感じながら、今月は花壇の刈り込みや来春用の球根の植え込みなどを行いました。

秋の作業の1つに宿根草の整理があります。あまり手間の掛からない宿根草ですが、植えたら植えっぱなしで良いという事ではありません。たくさんの品種を植え込むとどうしても強い植物に負けてしまう植物が出てきたり、増えすぎてデザインが崩れてしまったり。年数を重ねていくと様々な問題が出てきてしまうので、手を加えてコントロールしていく必要があります。北彩都ガーデンも3年目に入った頃から秋に株分けをしたり、抜き取ったりと、全てを一気にはできないので、エリアを決めて少しずつデザイン変更を行っています。

前の年に比べて「花付きが悪かった」、「根詰まりを起こしているかも」などなど…植物のSOSに気づいたらデザインを見直す良い機会ですので、来年に向けてじっくりお庭と向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。(ガーデナーM)