手軽な花材であしらい
おうちをクリスマスムードに

今年はいろんなイベントの盛り上がりも控えめですが、家の中にお花があれば気分があがりそう。ホリデーシーズンに長く楽しめそうなお花と小物のアレンジを教えてもらいました。

白とグリーンのピュアなキャンドルアレンジ

先端がレモン色に変化するスギや、スモーキーなポポラスやシルバーウェーブといったユーカリなど、色も形も多彩なグリーンをベースに、純白のバラとシルバーカラーのキャンドルを合わせて。荘厳な雰囲気が北国のホワイトクリスマスにぴったりのアレンジです。

ころころキュートに王道のカラーリングで

ギフトボックスを開けると…真っ赤なバラにりんご、まつぼっくりをあしらったアレンジが登場。円柱型のボックスに合わせて、全体的に丸いフォルムの花材を使っているので、愛らしい印象。持ち運びしやすく、置き場所に困らないのもポイントです。

飾りを変えて楽しむ変幻自在なミニツリー

鉢植えのコニファーに、松ぼっくりやコットンボール、カラフルなコーンなど自然素材をデコレーション。クリスマスが終わったら、小さな凧やコマ、羽子板を飾ればお正月仕様に早変わり。観葉植物もアレンジ次第で多彩な楽しみ方ができそうです。

和風のインテリアにも馴染んでくれそう

椰子の葉でできたラフィアを束ねてねじり、くるっと丸めただけのリース。すき間にコットンボールを挿すだけで作れる手軽さで、早速まねしたいアイデアです。デコレーションを変えれば、こちらもお正月飾りになりそう。ラフィアはカラーバリエーションが豊富なので、好みの色を探してみて。

取材協力

四季彩(しきさい)
曽我部 幸裕さん
花材は旭川や札幌、本州など全国5カ所から仕入れ「変わった品種もありますよ」と曽我部さん。葉物や枝物は常時10種類以上の品揃えで、グリーンのバリエーションに富んだ花束が得意。花をより引き立てる実、葉、枝物を大事に四季彩らしい個性を表現しています。火・木曜はフラワースクール開講中。基本的なテクニックをベースに、花との遊び方を教えてくれます。